『所在図』と『配置図』について - 宮城県内・仙台市　車庫証明５,５００円～　

宮城　仙台　車庫証明専門行政書士の石川です。

ここでは、車庫証明提出書類の『所在図』と『配置図』についての説明です。

所在図とは住んでいる場所（家、アパート等）と保管場所（駐車場）の距離を図に起こしたものです。

もっとわかりやすく言えば、下記の内容が記載されている『地図』です。

①車を使用している人がどこに住んでいるのか？

②駐車場がどこにあるのか？

警察署へ申請した後、警察署ではこの所在図をもとに現地で確認をします。そのための『地図』と思って下さい。

書き方にも一定のルールがあります。それは…

①住んでいる場所（家、アパート等）と保管場所（駐車場）が２ｋｍ以内であること。

②町全体としてどの位置に居住地、駐車場あるのか？（最寄りの駅、学校等、目印となる建物の表記）

上記①②が必ず記載されていなければなりません。ちなみに、2kmの距離の計り方は、Googleマップが便利です。また一軒家の敷地内に駐車する場合は、自ずと居住地だけを示せばOKです。

手書きでダメって訳ではありませんが、極力PC（Word、Excel）等を使用して作成しましょう。

他の方法としては、Google map等の地図アプリをスクリーンショットし、編集するのが楽ですね。

配置図とは保管場所（駐車場）に関する情報を記載する図面です。

下記の①～③の情報を記載しなければなりません。

①保管場所（駐車場）の大きさ（横、縦）

②駐車場の出入り口の幅員

③駐車場の接道となる道路の幅員

①～③は駐車場の場所が、駐車する事ができる場所にあるのかを確認するために必要です。

例えば…駐車スペースが確保されても、道路に接していなければ駐車はでききません。また、駐車場に接道されていても、駐車スペースが小さいと、駐車できません。

①～③をクリアできる状況であれば問題ありませんが、ギリギリ？な幅員等であれば、しっかり計測しなければなりません。

警察署では保管場所の実地調査をしています。申請された前箇所かどうかはわかりませんが、『実地調査』をしている前提で言えば、誤魔化しはダメです。例えば、保管場所が無いのに、近所の空き地を保管場所にしたり、居住地から保管場所が2km以上離れているのに1.8kmと記載したりとか。